アスファルトジャングル
パソコンの前で、ずーっと同じ体勢で何時間も仕事し続けていると、足も腰も腕も頭も背中も痛くなって来ませんか?
太陽の光の照り返しで、眩しいアスファルトの上を歩き続け、地下鉄に乗るためにクルクル階段をエスカレータをあっち行きこっち行きして、やっとホームへとたどり着き、目的の駅に降りて、また階段をエスカレータをてくてくてくてく歩きつづけ、また交通量の多いビル街に出て、アスファルトの照り返しに晒されながら、歩く。
自転車に乗ってた時期も昔はそんなにうるさくなかったのに年々、駐輪場に止めないと回収車に持って行かれるようになり、地下駐輪場に入っても空きが見当たらず、うろうろしてると、ドンっと後ろから追突され「モタモタしてんのが悪いのよ!」とブランドロゴファッションの女の子に怒鳴られる。そして、空きが見つからないので仕方なく二段目に置くための台を引っ張り出し、頭をぶつけることも少なくはない。そんな面倒なことが続いたことと、体力が続かなくなり自転車に乗るのをやめた。
結果、徒歩とバスと地下鉄を併用しながらの通勤でした。
職場の人達は、みな旦那さんに話し聞いて貰ったり子供達が安らぎの場所だったり、これ気づいてる人ってどんだけいるんだろうか?
私には長いこと犬との生活があり、2人だけの家族のように日々、帰宅後、一番に大袈裟なほど喜んでくれる犬の存在にはかなりの癒しだった。
ただ、人間と同じ寿命ではない彼等は、やがて高齢犬になり、そのお世話は眠れない日々も続きしんどかった。1人で看取ったのもしんどくて、次には誰かと一緒にではなければ飼えないと、思っている。
失った後の喪失感は途轍もなく、
痛みを分けあえる家族がいたら違ったかもしれない。
ニューヨークに住んでいた頃、楽しくて仕方がなくて毎日がエキサイティング。目紛しい毎日の中、頭が痛くボーッとして、いっぱいいっぱいになった時に、なかなか1人になれずにいて、やっと1人になれた時に、セントラルパークのベンチで休もうと、休んでいたら頭がスッキリし、モヤモヤしたものも消え、不思議な気持ちになったことを思い出していた。セントラルパークは、スカイスクレーパーが立ち並ぶビル街の続く街の中にある都会のオアシスだ。中に入ればビル街であることを忘れてしまうほど、豊かな緑と山、湖もあり、リスも駆け回る本当に自然との共存の見事な街だったと思う。
そして昔からの親友のように話しかけてくる人々との会話が私は大好きだった。
自然は優しい。
それと、よく言われる電磁波による影響からも離れた生活は、とても気持ちの良い生活だと思う。
一人暮らしの生活が続き、仕事も何処かに所属すれば、なんとか暮らしてはいけただろう。でもそれは残業とか拘束時間に縛られた生活。そんな生活は私にはもう難しくなっていたので、せめて都会の喧騒から離れた、自然の中で穏やかに静かに平和にのんびりと生活ができれば良い。それが私の願いだった。でも女性1人って現実難しいとは思うけれど、まあとにかく行ってみようと。
実際行動してみてわかったのは、結婚してどちらかが、自給自足の生活に憧れて来てるのが多い。2人ならなんとかやって行ける。
独身女性でもそんなこと実行に移すのはレアかと思えば、実際そうでもなく、長年勤めた会社を辞めて、田舎暮らしを目指し、窮屈な都会の生活から飛び出してる人は増えている。
そういえば此処では田舎という言葉を使わないようにしたい。
現地に来て、「田舎暮らしがしたかった。」なんてさらっと呆気らかんとして言葉に出ないように気をつけている。気にする人は気にするようなので、友好的に暮らしたいのであれば上から目線と取られかねない言葉に気をつけたい。
なんだかんだとアスファルトの街を飛び出してみれば、気持ちの良い生活が現実になる。本来人間は自然と共存して行くことの方が楽なはず。
飛び出してみた私の生活を始めから記事にしたかったけれど、日々楽しすぎて、パソコンに向かう時間が取れず、今、やっと落ち着いてせっせと始めた。
これも頑張って続けていきたい。これからもっと自然に根ざした生活を選択する人は増えて行くと思うから。
記事にしたいことが多過ぎてなかなかまとめきれないけれど、淡々とこれからも続けて上げて行きたいと思います。