Destination key

自然に還る移住生活を目指して

近鉄大阪から鳥羽へ

※ブログ続けようと思って、今しばらく迷走中で

思いつき投稿してます。回想が多くなります。

 

もう、4,5年経ってしまうけれど、見ず知らずの土地で、働き始めるのに、私が利用したのはリゾートバイトだった。

地方移住フェアは沢山あるけれど、欲しているのは若い人達、子供のいる夫婦、家族に関しては安く居住地が提供されていたりと、あらゆる面で優遇されているが(どこの都道府県でも同じですよ)若くもない私。ここでも年齢制限に引っかかってしまった。

なので、よくある10年、20年間務めた会社の退職金を元に田舎暮らししたくて、家を買った元丸の内OLとかではないので、元手もない私は即仕事ができる状態にしなければならなかった。

リゾバはほとんどが寮が2-3か月位は無料なので、延長し有料になっても1~3万円など格安がほとんど。なので単純にお金が貯められると思った。聞くと春夏秋冬の休みを利用した学生バイトだけではない、60代以上の人もいると。

 

それで、もうとにかくなんとかして、東京すっ飛ばして、西日本の方へ入りたかったので、深く考えず、(考えてたら無理だと思い込みただ年取っちゃうだけだからね)決めました。そこからは早い早い、泣きながら荷物も整理した。

私は、なんとも思わないんだけど、何人かの友達に言われたのは、旅館の仲居さんでしょ?仲居だよ?って

ん?どういうこと?って思わされました。あまりいい仕事に思われてないの?そりゃあきつい仕事かもしれないけれどね。短期間、一生働くつもりはないのですが、という言い訳言わせて!じゃなくて

これってもしかして?

たまに遭遇する勝手な世間一般常識みたいなカースト制度?日本にカースト制度は無いですから!身分的なことを言いたかったのかもしれないけれど、「ホテルクルー」だとまた印象違うようなんですけどね。うーん💦、肩書制度…。

私はどうでもいい。旅するように暮らすの憧れの方が強かった。

 

指定の日、指定の時間に三重県鳥羽駅前まで迎えのバスが来るので、

関空からの道のりを、初めて乗る列車ばかりなので、iPhoneでヤフー乗換アプリできっちりシミュレーションして調べてきたから大丈夫と思っていたけれど、乗り換えがうまく出来るか?で少し不安はあったままとはいえ、ちょっとだけ念入りに時間に余裕を持って出たつもりだった。

f:id:kaho1one:20201109133730j:plain

高いところ大好き、多少揺れも大歓迎、余裕で、ピーチの座席から、富士山を見てた。のに、着いてすぐに焦る焦る💦

関空ー第二ターミナルまでのバスが工事で、大幅に遅れと言うか迂回させられたので、結果的には乗る予定だった電車には全く間に合わなかった。

乗換案内アプリを再度イチから検索しなおさなかればならなくなった。

1、2本遅れても大丈夫なようにみっちりシミュレーションはしていたけれど、それさえも間に合わず、どうしても、約束の時間までは間に合わない乗換方法しか出てこなかった。焦れば焦るほど操作ミスかも知れないと思って、冷静に何度か検索しなおしたけれど、無理そうだった。

それでもとにかく一番早いはずの列車に乗らなくてはならないからと深く考える時間はないと、とにかく切符を買った。(後からスイカが西日本でも使えることを知った。特急なんてほぼ今までの人生でも滅多に乗ることが無かったから、特急券の買い方もネットで調べた)

 

そこで取り合えず乗った座席でどうにか間に合わないかな?遅れの連絡をしないとと思っていたところに、若い車掌さんが来たんですよ。なので、勇気を出して、聞いてみました。そしたら、乗換アプリには出てこない乗換方法を提案され、切符もそれに合わせたものに清算し直してくれたんです。すごいラッキーでしたし、めちゃくちゃありがたかった。地元の人なら普通に思いつく乗換方法かもしれないですけどね。

 

f:id:kaho1one:20201109133905j:plain

それもなんと、乗り遅れた列車よりも2、30分は差が出てると思ったのに、その乗り換え方法だと、逆に早く着いてしまったのです。

派遣会社に連絡せずに済み、余裕で鶴橋の駅で乗り換えました。空いた時間に(もともと少し早めに着く列車にしていたから?)事前に色々調べていた時に、気になっていた日本一小さなファミリーマートがあるホームでした。それまで何も食べてなかったので、エビカツのサンドウィッチを買いました。電車の中で食べ始めたら妙に美味しい😻コンビニなのに?とよくよく見たら、神戸の工場だったので納得。神戸ってベーカリーの質が高いですもんね。何処行っても、他にはなくおいしいですよね(今は同じものが売ってるかはわかりません)

 

今でもその時に列車内から見た光景は忘れられないですね。車内で騒ぐおばちゃんたちの関西弁も、ああ、関西に来たのだとつくづく思わされ、関西の漫才のテレビ番組を見てるような気分になり、楽しくワクワクしました。(今思うと、普段はそんなに電車内ではさわがしく喋ってる人達はたまにしかいないので、まあその時の偶然だったのですね。もしくは観光地ノリだったのかも)

伊勢市では降りず、車内から写真だけ

f:id:kaho1one:20201109134206j:plain

 

鳥羽についてからは、平日だったというのもあり?少し寂れた(とは言っても日本中どこもよほど再開発でもしないかぎり観光地あるあるの人出・・・まだマシな方?)雰囲気の完全に観光地らしい観光地の駅に着いたのでした。伊勢志摩サミット後だったせいか、式年遷宮後だったせいか、駅構内には小さいけれどきれいな(ファミマ兼?だったっけ?)お土産屋さん、トイレなども新しくきれいで、その点では不自由しませんでした。

というわけで海の街へと来たのです。リゾバ隙間の休日は、定期船で離島巡りなどをしたので、今でもたまに行きたくなりますね。

 

※乗換アプリについて

教えてもらった後に乗換アプリ検索しなおしても出てこないので、到着時間などを知りたくて乗換ではなく、ぶつ切りで駅から駅、到着時間、また到着した駅から出発時間と次の駅までと検索しました。少し慣れてきた今でもたまに、乗換案内アプリ任せにはしないで、アナログで駅から駅までの時間と何番ホームかの検索だけすることもあります。大阪は大阪メトロもあるので